オガライトの話
焚き火したくてうずうずしています。
とりあえず炭を熾して,「炭焼き芋」なんてのをほぼ毎週作っているのですが,
なんか違う。
こう,「ぼわっ」とする,「ファイヤー」な感じが欲しいのです。
だからといって,せっかくため込んだ角材を燃やすほどの情熱でもない。(苦笑)
そこで,以前,サーフィングしていて気になった「オガライト」を試してみようと
ホームセンターまで走ったのです。

「オガ炭」は以前から使っており,その使い方は知っていました。
いわゆる「成形炭」。「ゆるキャン△」では「チクワ炭」の名称で登場しています。
火の点きは悪いのですが,一度燃焼が始まると,備長炭並みの安定した火力を長時間保ってくれます。
しかも爆ぜない。
実際,キャンプの際にも想定通りの性能を発揮してくれました。
夏のバーベキューでも爆ぜない特性からご近所に好印象を振りまいていました。(誰が?)
「オガライト」はおがくずを加圧成形したもので,このまま炭化させると「オガ炭」になる状態。
木材と同様の燃え方をして,灰も少ない。
しかも廃棄物であるおがくずを有効利用している点からエコでもある。
と,いう程度の知識で購入してしまいました。
どこの店舗でも扱っているわけではないようで,
今回は「ホームプラザ○フコ」にて15㎏1408円(税込み)を購入。
高いのか安いのか微妙なところです。
さて,開梱。
形状はほぼ鉛筆。ちなみに芯抜き。
かなりの重量。堅さもあります。
このままの長さではウチの「ヘキサグリル(小)」にはとても入らないので,
短くします。
とても素手で割れる堅さではないので,ナイフで一周ぐるりと傷をつけ,バトニング。

割れるには割れるのですが,地味に時間がかかる。
これは作戦変更。
エビ鉈を持ち出します。
同様にバトニング。

平面に対し直角に溝をつけ,半周分を軽く打ち込んだあたりで
おりゃ。
ぼき。

簡単に・・・とはいきませんが,ナイフよりは効率良く割れました。
ヘキサグリルに入るサイズで考えると一本を三分の一にするのが最適なようです。

作業を続けて十数分。
地味に飽きてくるので半分くらい割って,残りは倉庫に片付けます。
濡れるとこの形状を維持できず,商品価値がなくなるらしいので,
一番安全なスペースに押し込みました。

さて,着火。
着火剤+前回燃え残った消し炭+木炭(樫)の上に
オガライト(三分の一)を1本載せます。
着火剤から良い感じで火が上がり,
オガライトの中央部分にも炎が当たっているので
そろそろ大丈夫かなと焚き火台に移します。

さぁ,どんどん火が上がるぞ!
と,思いきや。
ちーん。
わずかな煙を上げた後,ほどなく鎮火。(泣)
なかなか難しいですな。

その日はオガ炭に再着火し,炭焼きイモで終了。(苦笑)
後日,改めてチャレンジしました。
着火剤+木材+端材+木炭+オガ炭+オガライト2本!
勢いよく炎が上がります

炎が上がっても,今回は動かしません。
我慢がまんで全体が炎に包まれたのを確認してから
焚き火台へ移動。

この炎!

「タキビスト」の皆さんもこれならご満足いただけるのではないでしょうか。
およそ1時間,ゆらゆらと炎をくゆらせた後,
さらに1時間,炭の形状を保ったまま,火力を維持していました。
ちょっとした暖をとるのにも十分です。
結論。
オガライトはオガ炭と木材の両方の性質を持ち併せている。
(ただし,良いとこ取りではない)
着火には十分な炎が必要で,オガ炭へ着火するのと同程度の火力がマスト。
十分に火が回れば安定した炎を約1時間保つことができる。
焚き火としての鑑賞にも十分耐える炎を上げる。
その後はオガ炭として1時間は火力を保持。
よって,分割前のオガライトが1本あれば2~3時間の火力が期待出来る。
ただ,着火には相当量の木材や炭が必要。
(もちろん火起こし器の使用が前提)
さあ,このクセのある燃焼材「オガライト」
手を出すか出さないかはあなた次第です(笑)
ま,ウチの場合はあと15本くらいあるから
三分割できるので×3(苦笑)
しばらく焚き火ライフを楽しみまあす。
おしまい。
とりあえず炭を熾して,「炭焼き芋」なんてのをほぼ毎週作っているのですが,
なんか違う。
こう,「ぼわっ」とする,「ファイヤー」な感じが欲しいのです。
だからといって,せっかくため込んだ角材を燃やすほどの情熱でもない。(苦笑)
そこで,以前,サーフィングしていて気になった「オガライト」を試してみようと
ホームセンターまで走ったのです。

「オガ炭」は以前から使っており,その使い方は知っていました。
いわゆる「成形炭」。「ゆるキャン△」では「チクワ炭」の名称で登場しています。
火の点きは悪いのですが,一度燃焼が始まると,備長炭並みの安定した火力を長時間保ってくれます。
しかも爆ぜない。
実際,キャンプの際にも想定通りの性能を発揮してくれました。
夏のバーベキューでも爆ぜない特性からご近所に好印象を振りまいていました。(誰が?)
「オガライト」はおがくずを加圧成形したもので,このまま炭化させると「オガ炭」になる状態。
木材と同様の燃え方をして,灰も少ない。
しかも廃棄物であるおがくずを有効利用している点からエコでもある。
と,いう程度の知識で購入してしまいました。
どこの店舗でも扱っているわけではないようで,
今回は「ホームプラザ○フコ」にて15㎏1408円(税込み)を購入。
高いのか安いのか微妙なところです。
さて,開梱。
形状はほぼ鉛筆。ちなみに芯抜き。
かなりの重量。堅さもあります。
このままの長さではウチの「ヘキサグリル(小)」にはとても入らないので,
短くします。
とても素手で割れる堅さではないので,ナイフで一周ぐるりと傷をつけ,バトニング。

割れるには割れるのですが,地味に時間がかかる。
これは作戦変更。
エビ鉈を持ち出します。
同様にバトニング。

平面に対し直角に溝をつけ,半周分を軽く打ち込んだあたりで
おりゃ。
ぼき。

簡単に・・・とはいきませんが,ナイフよりは効率良く割れました。
ヘキサグリルに入るサイズで考えると一本を三分の一にするのが最適なようです。

作業を続けて十数分。
地味に飽きてくるので半分くらい割って,残りは倉庫に片付けます。
濡れるとこの形状を維持できず,商品価値がなくなるらしいので,
一番安全なスペースに押し込みました。

さて,着火。
着火剤+前回燃え残った消し炭+木炭(樫)の上に
オガライト(三分の一)を1本載せます。
着火剤から良い感じで火が上がり,
オガライトの中央部分にも炎が当たっているので
そろそろ大丈夫かなと焚き火台に移します。

さぁ,どんどん火が上がるぞ!
と,思いきや。
ちーん。
わずかな煙を上げた後,ほどなく鎮火。(泣)
なかなか難しいですな。

その日はオガ炭に再着火し,炭焼きイモで終了。(苦笑)
後日,改めてチャレンジしました。
着火剤+木材+端材+木炭+オガ炭+オガライト2本!
勢いよく炎が上がります

炎が上がっても,今回は動かしません。
我慢がまんで全体が炎に包まれたのを確認してから
焚き火台へ移動。

この炎!

「タキビスト」の皆さんもこれならご満足いただけるのではないでしょうか。
およそ1時間,ゆらゆらと炎をくゆらせた後,
さらに1時間,炭の形状を保ったまま,火力を維持していました。
ちょっとした暖をとるのにも十分です。
結論。
オガライトはオガ炭と木材の両方の性質を持ち併せている。
(ただし,良いとこ取りではない)
着火には十分な炎が必要で,オガ炭へ着火するのと同程度の火力がマスト。
十分に火が回れば安定した炎を約1時間保つことができる。
焚き火としての鑑賞にも十分耐える炎を上げる。
その後はオガ炭として1時間は火力を保持。
よって,分割前のオガライトが1本あれば2~3時間の火力が期待出来る。
ただ,着火には相当量の木材や炭が必要。
(もちろん火起こし器の使用が前提)
さあ,このクセのある燃焼材「オガライト」
手を出すか出さないかはあなた次第です(笑)
ま,ウチの場合はあと15本くらいあるから
三分割できるので×3(苦笑)
しばらく焚き火ライフを楽しみまあす。
おしまい。
ダイソーコロダッチオーブン!
ソロキャンプへの甘い誘惑☆ゲットしました!メステイン(1.5合)
ゲットしました! オサレキャンパーな無印ランタン!
これで美味い飯が炊ける・・・ハズ! 飯ごうの登場です!
復活の白い翼
サンタがキャンプ道具を持ってきた!ゲットしました!!火バサミの話
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