台風１４号，強い台風でした。
台風対策は万全にしていたので，自宅は一切被害無しでしたが
実家の様子が気になり，電話かけまくり。
皆様の被害がないことをお祈りします。
ランタンにカセットコンロ。
キャンプグッズ＝防災用品（しみじみ）


さて，今回はちょっと時間をさかのぼります。
まだ蝉も鳴き出す前の梅雨真っ盛り。
前日から降り始めた雨は夜が明けてもやむ気配はありません。
天気予報は雨のち曇り。
予約していた北薩広域を当日キャンセルするか朝からずうっと悩んでました。
ただし，ここでキャンセルしてしまうと
秋口まで北薩広域とのご縁がなくなることが確定。（世知辛い現実）
ただ，ウチの装備は雨にめっぽう弱いことも実証済み。
詳しくはこちらを参照のほど。






痛い目に遭うことを分かっていて無理をするのはオサレキャンパーとは言えません。
むしろキャンパー失格でしょう。（断言）



家族の目もあります。（ここが一番イタい）
絶妙なところで着地点を模索した結果，（理解って！）
ソロでデイキャンプ。
宿泊せずに日帰りでってことで！（２１時帰宅予定）




てなワケで早速ギアに積載。
テント無しシュラフ無し，メインはタープで楽ちんかと思いきや，
耐雨装備をあれもこれもと積み込んでいき，結果はしっかり重武装。



ちょっと寄り道して食料を買い足し，
小雨降る中，北薩広域へインしたのでした。




サイトもすっかりびっしょり状態。


車内にてレインウェアに着替え
タープの設営に入ります。
雨のしたたりでサイトがでろでろになることが懸念されるので
変形張りで設営します。


チェアは座面の高いロゴスのハイバックを選択。
あとはテーブルと便利ボックス，クーラーバックを配置。
物干し代わりにランタンスタンドで設営終了。


ああっ，楽ちん。（笑）

さて，恒例の儀式と参りましょう。
あくまでもデイなのでアルコールフリーで乾杯。

雨音を聞きながら至福のひとときです。
これはこれで，アリですな。




さて，明るいうちにディナーの準備に取りかかりましょう。
飯盒炊爨です。
先日ゲットしたキャプスタ丸形飯ごう。
実戦投入です。



ずいぶん前にヤフオクで落としたものの
完全にほこりをかぶっていたクアッドポッドを持ってきました。
ＧＷの大隅キャンプでゲットした，薪もしっかりスタンバイ。

はじめちょろちょろ



なかぱっぱ。



なかぱっぱすぎて，大炎上。（馬鹿）


このあたりで吹きこぼれが出てきたので，
火力を落とします。

ここで一度フタを開けてみます。
良い感じです。
飯ごうで上手にご飯を炊くコツだと思っています。
赤子泣いても泣かなくてもフタは取って必ず確認。




蒸らしに入ったところで
今夜のメインはこれだー。



スキレットに並べて焼くだけー。



さらに鳥刺しも準備してあります。

鶏肉の刺身については説明が面倒なので，とにかくウマいということだけ。






お一人様ディナー，完成です。



炊きたてご飯の上には
知り合いからいただいた黄身が二つの新鮮玉子をダイブ。
鳥刺しのたれはシエラカップに。
何ということでしょう，
これは完全にチキン祭り。（笑）



ダイブ＆ディップで祭りを盛り上げます。



見上げるとタープにも良い感じで雨だまり。


雨音を聞きながら，美味い飯を食う。
最高のひとときです。


さて，そうこうするうちに夜のとばりが降りてきました。
ランタンの明かりで撤収作業。


幸いなことに，雨もほとんど止んでくれたので
作業もはかどります。
濡れたタープもブルーシートにまるっとくるんでおしまい。



デイながら，雨音と焚き火で十分「整う」ことができました。
雨上がりの夜道を快調に走り
２０時半に帰宅することができました。


これまで，雨キャンプはウチの装備では無理と思っていました。
ですが，寝る場所を考えなければ十分楽しめることが分かりました。
勿論，十分な装備と入念な天気情報は必要。油断は禁物。
あえて割り切ることで，できることを楽しむ。
ひき算の考え方でしょうか。
道具のミニマム化にもつながるかもしれません。
雨キャンも十分楽しいと感じることができたのは大きな収穫でした。



次は「ちゃんとキャンプ」，したいなー。



てなわけで。

あーもう，
キャンプ，最高。