着火剤の加工

sen.

2020年06月14日 20:20

以前作った「カラアゲキャンドル」なのですが。



仕事だったりコロナだったりで,すっかりその存在を忘れていまして。

久しぶりに見つけてみたら,すでにあのスパイシーなフレーバーも消え失せ,
ただの油性化合物と化していました。(泣)

こりゃあ,処分するしかないかなあって思っていたのですが,
先日の「庭キャン!」の際,焚きつけに一個放り込んでみたらまあ,炎が上がる。
そりゃあ,当然です。油だもん。
で,当然,燃え残った油が受け皿にたまって掃除が「ちょう」大変なことになるというオチも付きました。(笑)

ここで,ふと考えます。
これって,使いようによっては着火剤に使えるんじゃ???


さて,始まりました。
レッツチャレンジ!
やってみなくちゃわからない!
大実験コーナーの開催です。(馬鹿)

この実験では既存の着火剤に「カラアゲキャンドル」をコーティング処理することで
燃焼効果及び持続時間の延長を目指します。

着火剤としては「尾上」の「ハイチャッカー」を選択。



いつもお世話になってます。尾上さん。
基材が木質材なので,なんか安心できるんです。
基本燃焼時間は7分。
ペレット1個でどこまでイケるかが勝負の鍵です。


さあ,まずは〇イソーで以前ゲットしていたミニフライパンで「カラアゲキャンドル」を加熱します。



最初の計画では別のキャンドルでキャンドルを加熱するという一石二鳥を狙った作戦だったのですが,熱量が足りなさすぎて「よがへる」状態だったので,ガスコンロで加熱しました。


あっという間に「カラアゲキャンドル」が液状化。

その間に,ウチの主力(小6)がゴキンゴキンに割ります。



タイミングを見計らって,フライパンに着火剤のペレット投入。



あらまあ素敵。まるでチョコレートの油炒め!

なんて馬鹿はせずに,どんどんペレットを投入していきます。

乾燥したタイミングを見計らって包装します。



梱包材は経木。昭和の遺産です。でも,一部の加治木まんじゅうには今でも現役なんです,吸湿,速乾に優れ,土に還る究極のエコ梱包材。
足りない分は「〇マゾン」の梱包材で包みます。









できた,できた。
13個。



これが,どれだけの結果を出してくれるか。

こうご期待。


つづく。

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