ペトロマックスを修理しました。

sen.

2019年05月04日 22:05

ウチはメインランタンにペトロマックスを使っています。


HK500です。



メインランタン選びに悩んでいた数年前,この子の存在を知りました。

他を寄せ付けないキャンドルパワー!(500cpあるらしい)

エネルギーソースが灯油でコスパもハナマル!
(ウチは冬季の暖房がストーブ派なので,常に灯油は倉庫のポリタンクに眠っているのです)

さらに,存在感あるルックス!(自称お洒落キャンパーとしては外せません)

あと,周りの人たちは持ってなさそう (ここ!重要)(笑)



でも,高いよなあ,流通してないよなあ。
そんなときでした。
なにげにサーフィングしていると「この子」が飛び込んできたのです。
配送途中の事故によるダメージ品。新品ながら傷物につきアウトレット価格で販売。

そりゃあもう,ポチりましたよ。(笑)


無事に我が家に到着し,
スター商事さんの動画を見ながら点灯に成功し,
何度かの実戦を重ねていました。



ですが。

最近調子が悪く,点火後5分と持たずに炎上する始末。
メンテナンスと炎上を何度も重ねるうちに一つの結論に達しました。


これまでの炎上で必要以上の炎による熱変性が起こって,
パーツのかみ合わせがスットコドッコイ?
不具合から漏れたガスが引火しての過燃焼?
つまり,ガスチャンバーとノズルの間に隙間ができてる?
じゃあ,部品をそっくり入れ替えれば,うまくいく?


てな訳で,初のパーツ交換です。

「標準装備のセラミックノズルは落下すると破損の可能性」
との話を聞きつけ,以前針金で補強していたのですが,
ここはあっさり切ります。


取り外したセラミックノズルと


ガスチャンバーを


それぞれ新品(ステンレス)に



換装します。


わたしは予熱バーナーを使う派なので,
不要なアルコールカップも外します。



クリーニングニードルを確認し,


予熱バーナーもクリーニングします。


新しいホヤを装備し,


ミキシングチューブの隙間を調整。


ポンプの皮パッキンにリュブカントを塗り込みます。




ここまでで準備完了。
さあ,試験運転です。

灯油を注入。


ポンピングをして。


ホヤのから焼き,
予熱を90秒かけた後,
グリップホイールを回すと
(どきどき)

点火!



見事,復活の光です。
必要以上に光っています!


この後,30分間安定した燃焼を確認することができました。

これで次回から安心して実戦投入できます。

今回のメンテナンスを通して,
いろいろな方がペトロマックスを
「扱いが難しい」「じゃじゃ馬」
とか言いながら使い倒している理由が分かったような気がします。

「手のかかる子ほど可愛い」


うちの子も手をかけて育てていこうと思います。








おしまい。





ペトロマックス ステンレスノズル(HK500用)


ペトロマックス HK150 ガスチェンバー

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